2月16日(土) 相模原市立環境情報センターで子ども向け理科実験教室「手のひらビックリ発電!〜ハンドパワーで電気をつくってモーターを回してみよう!〜」を開催しました。真面目な理科実験ですが、子どもたちに少しでも関心を持ってもらおうとインパクトのあるタイトルにしました。集まったのは小学校4〜6年生13名。講師・スタッフは8名で、うち2名はインターンシップ実習の大学生です。 前半は熱と電気の関係を調べる実験。2種類の金属をペンチでねじり合わせてドライヤーで熱すると電圧が発生します。金属の組み合わせをいろいろと変えて電圧の違いを測定しました。次に特殊な半導体素子の片面を保冷剤で冷やし、反対側に手のひらを押し当てて体温で温め、電気が発生することをモーターが回して確認しました。逆にその素子に手回し発電機を繋げて電流を流すと、片側が冷却し反対側が発熱すること、電流を逆向きにすると冷却する面と発熱する面が入れ替わることなどを実験しました。 後半はクリップモーター工作。難しい工作ではありませんが、エナメル線の磨き方やバランスのとり方が悪いと上手く回りません。今回は全員のモーターが回るまでに予想外に時間がかかり、予定していた電磁誘導の実験までできませんでした。それでも小学校の理科の時間にはできない実験ばかりで、子どもたちにはいろいろと楽しんでもらえたことと思います。 | |
手のひらの体温でモーターを回す | クリップモーターを作って回してみる |
熱起電力の説明を聞く参加者の皆さん | |
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