9月17日(月) かながわ県民センターで9月の理事会・例会・合同勉強会を開催し、会員など18名が出席しました。
9月理事会
- 会計担当理事より4-6月期の財務諸表の報告がありました。前年同期と比較して大きな違いは見られませんでした。
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神奈川県環境計画課から地球温暖化防止活動推進員の活動紹介の提出依頼がありました。昨年度と同様にアース・エコの活動で該当するものを報告することが承認されました。
9月例会
- 日程が確定している14件の活動について実施内容の検討・確認と参加者の調整を行いました。
- 8月例会以降に行った2件の出前授業について実施結果を報告し、改善点などを話し合いました。
合同勉強会 (環境学習リーダー会エネルギー部会と合同開催)
- 地球温暖化と省エネ行動に関するアンケート調査
8月に神奈川県環境計画課から「地球温暖化と省エネ行動に関するアンケート調査」の結果報告があり、エネルギー部会会員から概要の報告がありました。平成25年、28年に行った同様の調査と比較して、全体的な傾向として、地球温暖化に関心を持つ人は増加しており、関心がある人の省エネ行動は定着化しているが、省エネの努力は限界に近付いていると感じている人が多いようです。 - 分類群別の地球上のバイオマス炭素量
5月に米国で発表された、地球上の全ての生物に含まれる炭素量について分析した論文の紹介がありました。陸上植物に含まれる炭素量が450 GtCと圧倒的に多く、動物で多いのはエビ・カニ等の節足動物の1
GtC、魚類の0.7 GtCに順でした。 - 水素エネルギーの輸送と貯蔵
燃料電池自動車でも使用される水素は輸送と貯蔵ですが、アンモニアの形で輸送、貯蔵し、必要な時に膜技術を用いて水素を分離して使用する技術が開発されたとの報告がありました。
- CO2濃度増加が動植物に与える影響
会員から最近発表された3件の論文の紹介がありました。①大気中CO2濃度が増えると食用作物の蛋白質、亜鉛、鉄の含有量が減少するという論文ですが、なぜそうなるかの解説はありません。②国立環境研究所の論文で、海洋の温暖化に伴い海藻藻場からサンゴ群集への置き換わりが進行するメカニズムを解析したものです。③米国とメキシコでの調査で、気温が高くなるほど自殺者が増えるという論文です。自殺の要因には社会状況や民族性も含まれますが、日本ではどうかは不明です。
- 昔話総選挙
会員から、最近投票がおこなわれた昔話総選挙の開票結果の報告がありました。1位はかぐや姫(竹取物語)でした。次回の総選挙では性別、世代別、出身地域別などの分析を行ってみたいとのことでした。
- エアコンの使用方法と電気使用量
最近、エアコンはこまめにON-OFFするより入れっぱなしの方が節電になるとの情報があります。会員から、これについてダイキン工業が行った試験の結果が紹介されました。それによると概ね30分を目安に、それ以上部屋を離れる場合は一旦OFFにするのが省エネとのことでした。
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