子どもたちと地球の未来のために 特定非営利活動法人(NPO)アース・エコ

活動報告ACTIVITY Report

九州への研修旅行(1)

_九州研修旅行を終えて_

 毎年この時期に行っている研修旅行、今年は地熱発電見学を含め九州集中豪雨被災地、熊本地震被災地の復興状況を視察してきました。
 地熱発電は、国内最大級大分県九重町の八丁原(はっちょうばる)発電所(九州電力)を見学しました。昭和52年から安定的に稼働しているそうです。
 九州集中豪雨被災地は、朝倉郡杷木林田地区の赤谷川沿いの洪水被災地を視察しました。復興完了はまだまだ先のように見受けられました。
 熊本地震被災地は、阿蘇大橋の崩落現場、熊本城の復興状況などを視察しました。阿蘇大橋の現場はテレビで何回も放映されましたが、崩落現場の巨大さに改めて地震の脅威を感じました。現在崩落で分断されている国道はトンネルで現場を迂回。鉄道は開通見通しが立っていないそうです。
 熊本城は、ボランティアガイドの案内で復興状況を確認しました。現在、復興工事優先のため場内には入れませんでした。「観光の『目玉』なので、優先的に工事を進めている。」との事です。
今回地震、集中豪雨による災害復興を確認しましたが、東北被災地と比べると、地震、津波、原発による複合的な災害なので、簡単には比較できない事をつくづく感じました。完全復旧には、まだまだ時間が掛かりそうに思いました。
 
八丁原地熱発電所 朝倉郡杷木林田地区 修復工事が進む熊本城
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