12月9日(土)、横浜市緑区の長津田地区センターで「クリスマス親子工作教室」を開催しました。参加したのは小学校3〜5年生の10名とその保護者7名の計17名。講師・スタッフとして参加したのはアース・エコの5名に加え、インターンシップの大学生Yさんも参加しました。 教室を開催する目的は、子どもやその保護者に地球温暖化について学んでもらい、省エネの大切さに気付いてもらうことですが、学習だけでは参加者が集まらないので工作教室と併せて開催しています。 地球温暖化について学ぶのは小学校高学年でないと難しいのですが、教室に参加する子どもは低学年の児童が多くなるため、親子で参加してもらって保護者にも学んでもらうのが狙いです。教室の冒頭で「保護者の皆さんは子どもの付き添いではなく、参加者の一人として学んでください。」とお願いしていますが、教室の最後に書いてもらうアンケートを見ると「講義の時間が長かった。」、「低学年の子どもには難しかった。」などのご意見をしばしばいただきます。低学年の皆さんにももっと楽しんでもらえる教室になるように、地球温暖化の学習の部分も含めてこれからも改善を心がけます。それでも「工作だけと思って来たら温暖化の勉強や省エネ実験が体験できて良かった。」という嬉しいご意見もあって、元気をいただいています。 今回の工作のクリスマスツリーの特徴は、ソーラーパネルで発電した電気を蓄電器にため、その電気でツリーに付けたLEDを点滅させます。今まではドライバーを使って電気回路の部分の組み立ても行っていましたが、低学年の参加者のことも考慮して、今回からは電気回路は組み立て済みとし、はさみなどを使った紙工作を主体としました。 最初に映像などで地球温暖化について学び、省エネ実験では@手回し発電で発電体験、A白熱電球とLEDの消費電力比べ、Bテレビ画面の輝度調整、Cドライヤー消費電力測定の4つを体験しました。 クリスマスツリー工作は大きなトラブルもなく進めることができ、全員完成させることができましたが、終了の時間が15分程遅くなってしまいました。 Yさんはインターンシップとしてアース・エコの活動に初参加でしたが、省エネ実験ではAの実験を担当し、やや緊張気味でしたが実験の内容をきちんと説明してくれました。 | |
緊張気味に省エネ実験の 説明をする大学生のYさん |
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組み立てが進むクリスマスツリー | |
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