子どもたちと地球の未来のために 特定非営利活動法人(NPO)アース・エコ

活動報告ACTIVITY Report

かながわ環境教室 南足柄市内の小学校

  2月16日(木)、南足柄市内の小学校で6年生2クラス61名を対象に、かながわ環境教室の出前授業「実験・ゲームで挑戦!地球温暖化防止」を行いました。ひと月後に卒業式を控えた6年生。担任の先生からは「今後につながる何か思い出に残る授業を」との要望をいただきました。
 そこで、通常の省エネ実験に加え、今回は燃料電池自動車の実験も体験してもらうことにしました。手回し発電機で作った電気で水を電気分解し、発生した水素を模型の自動車の水素タンクに充填し、燃料電池セルで空気中の酸素と反応させ、発生する電気でモーターを回して走らせますが、模型とはいえ、実際に自動車が走るので、特に男の子には人気の実験です。
 授業ではさすがに6年生だけあって、4、5年生と比べると物事の理解が早くて正確、行動も早く、自分の考えを短時間で文章にまとめるのも上手です。
 今回も、授業の最後に書いてもらった感想文をひとつ紹介します。
 「私は家ではなるべくスリッパをはいて、じゅうたんを敷いています。でもドライヤーを長時間使ってしまったり、見ていなくてもテレビをつけっぱなしにしてしまったり、エアコンを20℃以上にしてしまったりするので、次からは電気をむだづかいせず、地球温暖化を進めさせないようにしたいなと思いました。またたくさん実験したり、シミュレーションを見たりして、たくさん地球温暖化のことをよく知れたのでよかったです。これからの生活で応用していきたいです。」
燃料電池自動の仕組みを学ぶ 模型の燃料電池自動車を走らせる
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