子どもたちと地球の未来のために 特定非営利活動法人(NPO)アース・エコ

活動報告ACTIVITY Report

1月例会・合同勉強会を開催しました

 1月11日(水) かながわ県民センター会議室で1月の理事会・例会・合同勉強会を開催し、会員など13名が出席しました。

1月理事会
 新たに依頼のあった学校出前授業と講演依頼について協議し、実施が承認されました。事務所の移転と月例の理事会・例会の開催日の変更について協議しました。来年度の助成金の申請状況について報告がありました。出前授業の改善に関して提起された3件について意見交換しました。
 また、神奈川県環境計画課より「神奈川県地球温暖化防止活動推進員の活動紹介」の提出依頼があったため、2016年12月以降の該当するアース・エコの活動について活動紹介を提出することが了承されました。現在、アース・エコ会員の10名が県知事から推進員の委嘱を受けています。

1月例会
 新規に実施が決まった2件を含む、今年度の10件の活動について参加者の調整等を行いました。12月に実施したエコプロ2016と、菊名地区センターと長津田地区センターとで開催した工作教室の3件について振り返り、課題・改善点などを話し合いました。

合同勉強会 (環境学習リーダー会エネルギー部会と合同開催)
  • 地熱発電
     地熱発電について調査した会員から発表がありました。日本は世界3位の資源量があり、世界トップクラスの技術力を持つにもかかわらず、設備容量は世界10位と出遅れています。他の自然エネルギーと比較しても利点の多い地熱発電ですが、アセスメントに時間がかかるなど制度上のハードルが高いのが普及を遅らせている原因のようです。
  • TEPCOの電気料金プレミアムプラン
     TEPCO(東京電力エナジーパートナー)の新しい電気料金プラン「プレミアム」に契約変更した参加者から、従来の料金プランとの違いについて報告がありました。電気使用量が400kWh/月を超え、600kWh/月前後の家庭では料金上のメリットが期待できます。また、これに関連してスマートメーターから得られた30分毎の電気使用量のグラフが紹介されました。
  • LEDと蛍光灯のシーリングライトの効率比較
     自宅のシーリングライトを蛍光灯からLEDに替えた会員から報告がありました。同じ明るさで比較すると、蛍光灯を器具ごとLED照明に交換すると消費電力を50%程度削減できます。また、これに関連してスマートメーターから得た1時間毎の電気使用量のグラフが紹介されました。
  • 家庭からの二酸化炭素排出量の推計に係る実態調査
     政府は平成26年10月~27年9月にかけて掲題の実態調査を行い、28年6月に環境省から結果(確報値)が発表されましたが、その概要を紹介しました。世帯構成、住宅種別、地域・都市など色々な条件に対するCO2排出量、エネルギー消費量などのデータと分析結果を見ることができ、データは総務省統計局のe-Statからも入手できます。
    詳しくは: https://www.env.go.jp/earth/ondanka/ghg/kateitokei.html
地熱発電について発表する会員 スマートメーター 
アース・エコでは環境教育にボランティアとして参加いただける会員を募集中です。