8月9日(火) 横浜市緑区の白山地区センターで「わんぱく講座〜ソーラーオルゴールを作って、鳴らして温暖化防止!〜」を開催しました。参加者は小学生26名と保護者13名。講師・スタッフは9名でした。 この教室は、神奈川県地球温暖化防止活動推進員の横浜地区会議の活動をアース・エコが全面的に支援して、白山地区センターとの共催で開催しました。横浜地区推進員でアース・エコにも参加する会員からの報告です。 神奈川県地球温暖化防止活動推進員の横浜地区会議は、より多くの18区の推進員に地域での活動を推進していただくために、地域に密着した活動を2015年度から実施しており、各地域の地区センター事業と協賛する方向で推進員活動を進める事になりました。 本講座は、白山地区センター自主事業「夏休みわんぱくウイーク」5つの事業の内の一つとして、子どもたちに温暖化防止に関して何か講座を開催してもらえないかとの相談が推進員にあり受諾した次第です。 私は緑区白山地区在住の推進員として、またNPO法人アース・エコのメンバーとして地域密着活動を熱望しておりましたので、今回のご依頼は“渡りに舟”でありました。そこで、今回は省エネ機材や工作事例に豊富な経験を持つアース・エコの全面的な支援を頂き本講座開催の運びとなりました。 ソーラーオルゴールを作ることにより、子どもたちの製作することへの興味を高め、もの作ることの楽しさ、難しさ、そして不思議さを体験してもらい、エネルギーの大切さから、地球の温暖化に対する“気づき”を感じてもらう。そして、温暖化対策の一環として、今日現在から行動を起こしてもらえるように情報を提供することが目的です。 今回の講座は、白山地区センターの夏休みわんぱく講座での開催要請から実施した訳ですが、結果として定員を超える受講者の参加を得られ、大変興味深い講座として受け止められたことは良かったです。@温暖化説明と、Aソーラーオルゴール工作という組み合わせは、小学低学年にとってはやや難しい内容でしたが、特に低学年(1,2,3年生)は保護者に付き添って頂いたこと、説明内容に漫画チックな分かり易い図解が引用されていたこと、あるいは工作時の説明者による図解の分かり易さと適正な時間配分が功を奏した感じです。多少の難しさも子供たちにとっては良い経験となり、難しさは返って興味をそそる引き金にもなると感じました。 省エネ実験では、プラズマTVの輝度調整による電力量の差、LED電球と白熱電球を比較する「何人で点灯するかな?」、そして、それらの電力計での測定とさまざまな実験を体験する事により、子どもたちは普段感じる事のない事実に触れる事ができ、電気の効率的な使い方や省エネの必要性を感じてもらえました。 省エネは一般的に常識になっているかもしれませんが、エネルギー問題に縁の少ない子どもたちやご家庭の人たちに関しては、より具体的な事例や実験を通して一層の周知を図って行く必要性を益々強く感じます。 アース・エコの永年に亘る洗練されたノウハウや機材が十分に機能しており、これらのノウハウを今後の地域密着型の活動に是非とも生かして頂きたく、推進員のバックアップを期待したいところです。 | |
手回し発電機で発電体験 | 会場に集まった参加者の皆さんと講師・スタッフ |
今回がデビューとなったおむすび型ソーラーオルゴール | |
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