今回の研修旅行は、一昨年・昨年に引き続き東日本大震災の被災地を8名のメンバーで回ってきました。被災から5年、かなり復興が進んでいるのでは? の思いで現地を回りました。テレビ・新聞では、復興がかなり進んでいるがごとく報道されていましたが、現地を見ると、全体的にかなり遅れている思いがしました。未だに仮設住宅に5.9万人が暮らしているそうです。新たな街作りのための嵩上工事や津波を防ぐための防潮堤工事などの土木工事がまだまだ長引くように思いました。復興税の使い道が、本当に地元住民のために使われているかが疑問に感じました。また地元の方の話を聞いてみると、新しい街作り構想が必ずしも住民の意見が反映されていないとの事でした。住民の生活・生命を守るための復興ならば、以前の町並みを再現し避難路の確保や避難場所の整備に税金を使えば、今の復興費用はかなり削減出来るのではないかと思いました。 前回の研修旅行の時も感じましたが『百聞は一見にしかず』を今回も深く感じました。今後も機会が有れば復興支援を行っていきたいと思います。 今回参加いただいた皆様のご協力に、この場をお借りして御礼申し上げます。 | |
研修旅行に参加した8名の会員 小川旅館絆館で |
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