6月16日早朝、宿泊した岩手県大槌町の小川旅館を出発し、国道45号線を宮城県東松島市までほぼ海沿いに南下した。走行ルート上にある殆どの市町の沿岸部で、「復興」事業の柱である地盤かさ上げ工事と巨大防潮堤の建設が進められていた。テレビ報道等で見たことはあったが、途轍もない大工事を目の当たりにして茫然とさせられた。また、町の再生というより作り変えの状況や美しい三陸海岸が車窓から見えなくなった現状から「復興」とは何? を改めて考えさせられた。広辞苑によると「衰えていたものが、再び盛んになること」とある。前述した工事の完成が「復興」ではなく完成後どうなるかが重要だと思う。文字通りの「復興」が叶うよう祈りたい。 | |
いたる所で進められる道路工事 | |
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