10月12日(日) 藤沢市内の中学校で理科部の部員12名を対象に環境と「燃料電池」をテーマに出前授業を実施しました。 理科部は2年前から環境とエネルギーに関する研究に取り組んでおり、太陽光発電、風力発電、放射線などについて大学の先生を招いて講義を受けたり、発電効率などについて実験を重ねるなど、活動を続けています。3年目の今年度のテーマは「燃料電池」。顧問の先生からの依頼で出前授業を行いました。 最近、燃料電池や燃料電池自動車が注目されています。なぜ燃料電池が注目されているのか、温暖化防止の観点から、環境と燃料電池の関係について最初に学びました。次に、水を電気分解して水素と酸素を発生させ、燃料電池セルに供給すると電気が生まれることを実験で確認したり、手回し発電機を回して作った電気で水を電気分解して水素を発生させ、模型の燃料電池自動車に水素を充填して走らせるなどの実験を体験しました。また、燃料電池の原理、種類、仕組み、利用方法、長所、欠点などについて講義を受けました。最後に燃料電池セルの実験キットを実際に組み立て、水素と酸素を供給してどの程度の電気が起きるかなどを確認しました。 | |
燃料電池の講義を受ける部員たち | 燃料電池の動作を実験で確認 |
手回し発電機を回して水素を作る | 燃料電池セルを組み立ててみる |
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