6月2日:葛巻町自然エネルギー施設見学 省エネ活動の先進事例として、葛巻小学校の子どもたちが中心になって省エネに取り組んでいる葛巻町を、アース・エコの学校出前授業の中で取り上げるようになってから何年も経ちます。最近の葛巻町の様子が気になっていましたが、念願かなって今回訪れることができました。 岩手県の北部に位置する葛巻町は、面積は横浜市とほぼ同じですが、人口は7千人足らず。町の86%が森林で、林業と酪農が有名な町です。 平成9年頃から自然エネルギー導入の検討を開始。その後、風力発電、太陽光発電、畜ふんバイオマス、木質バイオマスなどのクリーンエネルギーを次々に導入し、現在では町の電力自給率160%を誇るなど、先進的な取り組みが有名です。 くずまき高原牧場プラトーで出迎えたのは町役場の鈴口さん。早速セミナールームで町の概要とクリーンエネルギーの取り組みについて説明を聞きました。続いて鈴口さんの案内で、車で移動しながら、木質バイオマスガス化発電設備、畜ふんバイオガスプラント、葛巻中学校太陽光発電システム、葛巻小学校の木質ペレットによる室内温水プールを見学。最後は袖山高原まで足を延ばし、町も出資する風力発電所も間近で見学しました。 | |
くずまき高原牧場プラトー 建物は特産の山ぶどうワインをイメージした色に塗られている |
セミナールームで説明を聞く |
木質バイオマスガス化発電設備 実証実験終了後、町に譲渡された |
畜ふんバイオガスプラントとタンク |
葛巻中学校太陽光発電システム | 葛巻小学校室内温水プール |
袖山高原風力発電所 3基並んだ風車 |
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