9月3日(火)、横浜市神奈川区内の小学校4年生3クラス96人を対象に、横浜市環境教育出前講座「目ざせエコライフの達人〜実験・ゲーム ワークショップで挑戦〜」の2日目の授業を実施しました。1日目講座は7月12日でした。 この日、横浜は最高気温が33.5℃に達する厳しい残暑。最近、横浜市の小学校には教室にエアコンを備えた学校が増え、この小学校も通常の教室にはエアコンがありますが、授業に使用した部屋はエアコンの無いランチルーム。少しでも過ごしやすくと扇風機を集めましたが、子どもたちは授業に集中するのが大変そうでした。 新エネ・自然エネの実験は、温度差発電の実験を新しいメニューとして加え、風力発電、スターリングエンジンとともに今回の出前授業で初めて実施しました。授業の最後に書いた感想文を見ると、温度差発電にも強い関心を持ち、比較的良く理解したことが分かりました。 1日目の授業の翌日から45日間、子どもたちは省エネチャレンジに取り組みました。実践の成果を記録した省エネカレンダーを回収し、集計したところ、まずまずの成績で、取り組みの期間の大部分が夏休みだったことを考えると、子どもたちが頑張ったことが分かりました。 電気・ガスの使用量の調査結果でも、昨年8月と比較して今年8月の電気使用量は増加、ガスは減少と、今年の猛暑の影響が見られました。 省エネチャレンジ振り返りのワークショップで出された意見でも、「家族旅行に出かけたときに省エネの実践を忘れてしまった」、「暑くて思わずエアコンをつけてしまった」と言った反省が見られました。 | |
風力発電の実験 | スターリングエンジンの実験 |
新しく実施した温度差発電の実験 | 実践を振り返り、意見を書き出す |
実践を振り返り、意見を書き出す | ワークショップの成果発表 |
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