子どもたちと地球の未来のために 特定非営利活動法人(NPO)アース・エコ

活動報告ACTIVITY Report

12月6日 相模原市南区内の小学校 学校出前講座2日目

126()、相模原市南区内の小学校で、4年生3クラス87名を対象に、神奈川県新エネ・省エネ学校派遣事業「実験・ゲームで挑戦!節電と地球温暖化防止」の2日目講座を実施しました。
1日目講座は119日でした。その後、子どもたちは23日間、省エネチャレンジに取り組みました。取り組みの成果を記録した省エネカレンダーを2日目講座の直前に回収し、結果を集計・分析しました。
結果を見ると、約2/3の子どもが合格点の「ヤッタネ省エネ」で、すばらしい成果でした。省エネカレンダーの提出を忘れた子どももわずかで、子どもたちが真面目に省エネ実践に取り組んだことが分かります。先生の熱心なご指導もあったと思いますが、今までに出前授業を行った他の学校と比べても、トップクラスの成績でした。
電気・ガスの使用量の調査にも、多くの家庭が協力してくれました。昨年
11月と比較して今年11月の電気使用量はほぼ横ばい、ガスは若干の増加だったのは残念でしたが、今年11月の横浜市の平均気温は昨年より2.4度低く、気温が使用量に影響したものと思います。
新エネ・自然エネの実験は風力発電、太陽光発電とスターリングエンジンの実験を体験しましたが、子どもたちが一番関心を示したのが、温度差で動作するスターリングエンジンでした。空気の熱膨張はまだ学習していないので動作原理は良く理解できなかったと思いますが、多くの子どもたちが不思議そうにながめていました。
省エネチャレンジ振り返りのワークショップも皆が協力して立派な出来栄えでした。友達の意見や他のグループの発表を聞いて色々な気づきがあったようでした。

風力発電の実験 太陽光発電の実験
スターリングエンジンの実験 省エネチェックシートに記入する
   
 省エネチャレンジを振り返り話し合う  ワークショップの成果発表
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