10月12日(水)午後、かながわ県民センター710会議室で例会・合同勉強会を開催しました。
10月例会: 新たに決定した出前授業やイベントの参加者の確認をおこないました。
合同勉強会: 続いて同会議室で、神奈川県環境学習リーダー会エネルギー部会と合同で勉強会を開催しました。今回は以下の発表がありました。
◇ ソーラーパネル購入
出前授業やイベントに使用している小型のソーラーパネルが老朽化したため、新しいパネルを購入し、そのお披露目がありました。新しいパネルは早速10月20日の出前授業や23日のイベントで活躍しています。
◇ 自動販売機の消費電力
横浜市緑区内で定点観測している自動販売機の消費電力のデータから、今年の夏の節電モードの効果について報告がありました。
◇ 自然界の放射線
原発の事故以来、放射線への関心が高まっていますが、元々自然界にも放射線が存在します。10月8日朝日新聞に掲載された自然放射線の記事が紹介されました。
◇ 太陽光による温度上昇
CO2による温室効果を確認する実験では、空気とCO2を入れた2つのペットボトルに赤外線ランプの光を当てて温度上昇を測定しますが、ランプではなく本物の太陽の光で実験した温度上昇のデータの紹介がありました。
◇ ゼネコンでお湯を温める
手回し発電機で起こした電気をヒーターに通し、お湯を温める実験の結果について報告がありました。発電の大変さを実感してもらうには改良の余地がありそうです。
◇ 原発の発電コスト
立命館大の大島堅一教授の原子力発電の発電コストを試算したデータを引用し、火力、水力と比較して原発の発電とコストが最も高いという報告がありました。
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