9月9日(金)、横浜市瀬谷区内の小学校で、4年生33人を対象に、横浜市環境教育出前講座2日目の授業を実施しました。1日目の授業は7月19日でした。
自然エネルギーの実験では、太陽光発電、風力発電に加え、スターリングエンジンの実験を行いました。スターリングエンジンは、片側を温め、反対側を冷やし、中の空気の膨張・収縮の力を回転力として連続的に取り出します。原理は単純ですが、子どもたちに上手く説明できるか心配でしたが、理解できたようです。
子どもたちは、1日目授業の翌日から43日間、自分で決めた省エネチャレンジ目標に毎日挑戦してきました。チャレンジ期間のほとんどが夏休みで、毎日きちんと実践できるか心配でしたが、省エネカレンダーを集計してみると、大部分の子どもたちが毎日忘れず、実践を続けたことが分かりました。特に、期間の終わりに近づいても80%前後の実践率を維持しており、立派でした。
授業後半のワークショップでは、グレープに分かれ、省エネチャレンジを振り返り、難しかったこと、工夫したこと、気がついたことなどを互いに発表し、これからの省エネの続け方を話し合いました。普段の授業では、ワークショップは経験していませんでしたが、どのグループも結論をきちんとまとめ、発表もしっかりできました。
2日目の授業の内容は、4年生には少し難しかったと思いますが、ほとんどの子どもたちは学習の内容を良く理解し、ワークショップも互いに協力して良い成果を上げました。担任の先生の日頃のご努力の結果がうかがえます。
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