アース・エコは、横浜市緑区内の小学校で毎年、学校出前講座を実施しています。その小学校では環境委員会を中心に学校全体で節電・節水などのエコ活動に取り組んでおり、アース・エコは出前授業のフォローアップとして、毎月開催される環境委員会にアドバイザとして出席し、エコ活動を支援しています。平成22年度の環境委員会の活動の成果がまとまりましたのでご紹介します。
平成22年度の電気使用量は21年度より0.7%下回りました。夏の猛暑の影響でエアコンの使用が増えたようですが、ムダな照明はこまめに消すように呼びかけるなど、それ以外の部分での省エネに取り組んだ結果、前年度以下にできたのは活動の成果と思います。
水道使用量が年々増加している原因は不明ですが、増加幅は減少しています。節水を呼びかけるポスターを手洗場に貼るなどの工夫が引続き必要と思われます。
一般ゴミは、前年同様、全校あげて分別を徹底し、削減を図りました。アルミ缶を収集する「あつめ太郎」を上手く利用して回収量を増やし、買い取ってもらったお金を有効に活用しました。
以前から、PTAを中心にペットボトルのキャップを回収していましたが、環境委員会が積極的に回収に取り組んだ結果、昨年度前半の実績が2万個余りに対し、後半は10万個以上を回収しました。キャップの回収は、元となるペットボトルの使用の是非を考える必要がありますが、途上国の子どもたちにワクチンを送ろうと児童が考えて目標を立て、リサイクルに取り組んだ成果です。
これからも環境委員を中心に、ポスターや朝会等で全校児童に省エネを呼びかけ、ますます成果を上げることを期待します。
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